クリの木の近くに住む雑食のこびと。イガにペアで入り込み、栗になりすましてオシナラシをする動物を待つ。アマクリソツは、一度ペアになると一生離れる事はないため、パートナー選びはとても慎重に行う。クリのイガを使って、相性を確かめる儀式をすることでも有名。アマクリソツは、ペアになったものだけがヅットスメルを出す事ができる。
「こびと大図鑑」(ロクリン社・刊)
相性を確かめ合う儀式
クリのイガを使って、ペアの相性を確かめ合う。以下の一連の動作が同じタイミングで行われて、最後にイガに入った際にお互いが向かい合うようにイガに納まればパートナー成立となる。
- 落ちているイガグリの前で向き合う。
- 同時にクリを取り出す。
- 同時にクリを食べる。
- 同時にイガの中に入る。
- お互い向かい合う形でイガに納まればパートナー成立。背中合わせだと不成立。
ー 「こびとづかんポストカード アマクリソツの儀式」
動物との共生
カゾクグルミのなかまは動物と共生を行う。二人一組になりヅットスメルという匂い物質を出して動物をおびき寄せ、動物の巣の中で共生する。
→詳細「ヅットスメル」「オシナラシ」を参照