マルハナガシラ、ホソハナガシラ、ギザガシラの３種の群れが偶然出会った時に、それぞれのリーダーが群れを抜けて、新しい３人組の組織を作る。
この３人組の組織のことを「サンバナ（sanbana)」 と言う。
「力」のマルハナガシラ、「知」のホソハナガシラ、「勇」のギザガシラ、それぞれの特徴を生かした最強の軍団を結成することが目的と考えられる。
３人のリーダーがにらみ合いを続けた後、お互いに頷き、サンバナを結成する。３人の中でリーダーを決め、トウチンの花はリーダーの色に統一される。
サンバナはこの３種が出会った時にのみ、発生する不思議な現象であり、2019年現在、数例しか確認されていない。
ー 「日本のこびと大全 – 野原や畑編 -」2019年（ロクリン社・刊）
サンバナは、日本のアニメの「タイムボカンシリーズ」の悪役３人組「ドロンボー」と良く似ている。
丸く太った体型のトンズラーは力が強い。細長いボヤッキーは慎重な性格だが、頭が良く様々な道具やロボットを作る事ができる。女性のドロンジョは、気性が荒く、この3人組を統率している。
ドロンボーとサンバナは見た目や性格が良く似ており、サンバナはこの3人組がモデルになっていると推測される。
