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© なばたとしたか / Toshitaka Nabata
掲載日:2019年8月20日
更新日:2019年8月20日
ナメシンジュのなかまがトウチンに生成する玉。
ナメシンジュは毒の液を出して貝殻を舐めて溶かして食べる。舐めた貝殻の成分が体に蓄積されて「トウギョク」という塊となり、トウチンにトウギョクが移動する。
トウチンにトウギョクがたまると、海底で二枚貝の中にトウギョクを埋め込んでいく。埋め込まれたトウギョクはやがて真珠となる。
ナメシンジュは最大10個、クロナメシンジュは1個をトウチンに溜め込むことができる。クロナメシンジュのトウギョクはナメシンジュのものより巨大。
ー 「こびと大図鑑」2015年(ロクリン社・刊)