シボリオオチチのなかまが、トウチンで吸い取った乳を変化させたもの。

シボリオオチチのなかまは、トウチンで動物の乳房にくっついて乳を吸い取り、トウチンに溜め込む。溜め込んだ乳は「トウニュウ」という成分に変化する。トウニュウは、元の乳の数倍の栄養素がある。

人間の健康にも良く、乳児に与えると夜泣きも無くなるといわれている。

シボリオオチチを襲ってトウニュウを奪う、 サクニュウドウジというこびともいる。

ー 「こびと大図鑑」2015年(ロクリン社・刊)