本や雑誌の匂いを好み、気に入ったものを見つけると、くまなくページをめくりトウチンで匂いを嗅ぐ。この行動を「ナゾリガキ」という。また、とくに気に入った匂いは大きな鼻をじかに押し付けて嗅ぐ習性があり、ほんの黄ばみやシミの原因ともいわれている。
「こびと大図鑑」(ロクリン社・刊)
ベレー帽の頭頂部から筆ペンのような形状をしたトウチンを持ち、鼻は顔面の半分を占めるほど大きく、でっぷりと太った形状をしている。マンガが小説作家を想わせる外見をしており、特に大きな鼻からは手塚治虫を想起させる。
本や雑誌を好む特徴と、マンガ・小説作家のような外見から、巨匠(Kyoshou)から 命名されたと推測される。
ナゾリガキとトウサク現象
トウチンの先端の筆の部分を使って、本や雑誌の匂いを嗅ぐ。この行動をナゾリガキという。ナゾリガキを行う際は、頭をぽりぽりと掻く仕草をする。
ナゾリガキを行うと、絵や文字がトウチンにそのまま浮かび上がる。これを「トウサク現象」と呼ぶ。