分類:
日本語:
クサマダラオオコビト(kusa madara oo kobito)
英語:
Dapple Leaf Big Kobitos
体長:
15 - 20cm (トウチンを含まない)
生息地:
日当りのいい草むら
特徴:
気が弱く臆病。大きくなると脱皮する。
食べ物:
草食で花の蜜や花粉が大好物。特に黄色い花の花粉を好む。

日当たりのよい草地に済み、とくに黄色い花が好物。体はとても青臭く、素手でさわるとなかなか匂いはとれないので、注意が必要。

「こびと大図鑑」(ロクリン社・刊)

トウチンは長くしなやか

他のコビトと比べてトウチンは長くしなやか。
トウチンには様々な用途があり、エサである花の蜜や花粉を吸ったり、呼吸をしたり、寝る際に植物の茎にぶら下がったり、別のクサマダラオオコビトと出会った時の挨拶に利用する。また、スズメやメジロなどの天敵に狙われた場合に、トウチンを伸ばして体を地面に寝かせ、草と同化することで敵から身を隠したりにも使う。食事はトウチンで行い、口は使わないため、顎の力は弱く、歯はない。

脱皮を繰り返して成長する

クサマダラオオコビトは成長して体が大きくなると脱皮する。脱皮を繰り返して大きく成長していく。脱皮後は脱皮前より体の色が黄色くなる。
脱皮の際は、自らトウチンをつかんで引っ張って、頭から脱いだ後、全身タイツを脱ぐように体全体をの皮を脱ぐ。この際、鳥などの天敵に狙われやすいため、急いで脱皮をおこなう。
脱皮した抜け殻は、すぐに鳥や虫に食べられてしまうため、なかなか見つからない。見つけられたらとても幸運なので、持ち帰って飾るとよい。

抜け殻はとても青臭いので、牛乳に一晩漬けた後、風通しの良い場所で一週間干すとよい。

関連項目