頭についている器官。
トウチンを使って、狩りをしたり、呼吸をしたり、空を飛んだり、こびとによって様々な使い方がされる非常に重要な器官。 こびとによっては機能がないものもある。
トウチンの主な機能
- 空を飛ぶ(ホトケアカバネ、アラシクロバネなど)
- 自分で食べる(ニンニクニン、キセツゴロモ)
- 別の生物を生み出す(タネイモダンシャク)
- 水などを飲む(ノミビョウタン、シボリオオチチなど)
- 食事をする(クサマダラオオコビト、ツツスイトンなど)
- トウチン自らが意思をもって捕食する(マモリコモリのヨウニン期)
- 枝から枝に飛び移る際に腕のように使う(ノボリガクレ)
- 自分そっくりの形をしたトウチンを切り離して囮にして、敵から逃げる(オトリマダラ)
- 威嚇する(ジャニセジョロウ)
- トウチンをこすりあわせてノイズを出し、カラスや犬を追い払う(バイブスマダラ)
- 匂いを出して昆虫をおびき寄せる(リトルハナガシラ、 マモリコモリのヨウニン期 )
- 仲間同士の挨拶(?)に使う(ツクシンボウズ、クサマダラオオコビト)
- 枝やつるなどにしがみつく
- 他の生物に栄養を与える(オタンコビト、タマモリオンミツ)
- 玉を作る(ナメシンジュ、クロナメシンジュ)
ー 「日本のこびと大全 – 野原や畑編 -」2019年(ロクリン社・刊)
ー 「こびと大図鑑」2015年(ロクリン社・刊)
ー 「こびと大百科」 増補改訂版 2014年(ロクリン社・刊) 初版2008年(長崎出版・刊)