ヒョウタンに寄生し、その養分を吸って暮らしているいるが、ある時期になると自らトウチンを切り離し地上に降りてくる。きれいな水を飲んで栄養にし、身体の色も赤く変化する。しばらく地上で暮らすと、やがて脱皮をし、再びヒョウタンの木に帰っていく。ヒョウタンに寄生している時を「シラフ期」、地上にいるときを「メイテイ期」と区別する。抜け殻は、水筒や調味料入れになる。
「こびと大図鑑」(ロクリン社・刊)
水をお酒に変える
ノミビョウタンが水を飲むと、身体の色が変わり、ふらふらする。そして、飲んだ分と同じくらいの量の「ノミミズ」という液を吐き出す。
→詳細「ノミミズ」を参照。
「水を飲んでは、ノミミズを吐く」を脱皮するまで繰り返す。脱皮したら、またヒョウタンの木に寄生する。