山岳地帯に生息。冬の時期だけ行動し、夏は岩穴などで夏眠をする。雑食で大食漢。氷柱に乗って雪山を滑る姿も目撃されている。黄色い液を出し雪の上に目印を残すことがあるが、これは仲間とのコミュニケーションのためだと言われている。
「こびと大図鑑」(ロクリン社・刊)
- 氷柱に乗って雪山の斜面を滑る。滑走した後はアイスバーンになっていることがある。
- 木や民家に積もった雪を落とす習性がある。
- 仲間とのコミュニケーションのために、小さな雪だるまを作ったり、雪の上に黄色い液で色を付ける習性がある。
- かまくらを作って住む。稀に他のユキオトコビトと集まってかまくらを複数作り、村のようなものを形成する場合がある。
ツラレツララが落とすしずくを飲むことがある。ツラレツララのしずくには栄養があり、それをもとめてユキオトコビトが現われると言われている。
冬の間は雪を掘り返し、木の芽、木の皮、雪や土などなんでも食べる。一日中食事をしていおり、こびとで一番の大食漢と言われている。ユキオコトビトは冬だけ行動し、夏の間は岩穴などで冬まで睡眠(夏眠)をとるため、身体に栄養を貯める必要があり、食料の乏しい冬になんでも食べるのである。
春になると全身の毛が茶色に変わり、夏眠に入る前に抜け落ちる。冬に向けて全身の毛が生え変わる。